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種田美和(オイダミワ)先生 |
平成28年3月13日(日)に羽島市文化センターにおいて、青年部勉強会「笑いのある透析生活を送りませんか?」が開催されました。講師は、大垣に松岡内科クリニックなど3透析施設を抱える大誠会の看護師で笑い療法士の種田美和(オイダミワ)先生です。
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透析患者の特徴として、筋力や体力の低下が挙げられ体力は健常者の約半分ということです。運動しない患者は、運動する患者に比べて1年後の死亡率が1.8倍だそうです。透析中はベッドの上に年間に換算すると約32日も安静にしているわけですが、本当にこれでいいのでしょうか?と言われました。体力を高めるには自転車やウォーキングが有効ですが、筋肉がつかないそうです。
オイダ先生の施設では3分の2の患者さんがなんらかの運動をしているそうです。その方法は、透析前にリハビリ室で理学療法士による筋力訓練や、セラバンドというゴムを使って寝ながら足に引っ掛けてゴムを伸ばす運動や、透析中にベッドバイクを使って自分でペダルを漕いだり自動的に漕いだりする運動をしているそうです。最後にグループ施設のデイサービスにあるスポーツジムのようなトレーニングルームの紹介がありました。どれくらい運動したらいいか?という質問がありましたが、その人の体力に合わせたトレーニングが必要とのことです。まだまだ運動療法をやっている施設は少ないようなので、もっと広まると元気な透析生活が送れるのではないかと思いました。
2. 」
透析機械も自動化して血圧計も巻きっぱなしになり、患者さんの「生きてるのが辛い」などの声を聞いて、長年透析室を見てきたオイダ先生は(こんなんでいいのかなぁ?)と感じたそうです。前向きな透析生活を送ってもらうように考えていた時に「笑い療法士」という資格に出会ったそうです。人は1日に何回笑うかというと、小学生300回、大人17回、70代2回だそうです。楽しくなくても楽しそうに笑うことが大事で、作り笑いでも健康の効果は同じだそうです。笑いがどれだけいいのかというのは色々研究されていて、血糖値を下げる影響もあるそうです。笑いの効果は、認知力のUP、鎮痛効果、リラックス効果、血圧を下げる、体温上昇などがあるようです。
笑いヨガとは、ヨガの呼吸法と笑いの体操を合わせたものだそうです。実際にみんなでやってみました。手拍子と呼吸を組み合わせた動きです。まずは深呼吸をした後に「ははははは」と笑い軽くほぐれました。最初の動作は「ほっほ、ははは!」と手を左右で叩き、次の動作は「いいぞ!いいぞ!イェーイ!!」とイェーイの所で手を大きく広げます。この2つが基本動作で、その後に色々な笑いをする笑いヨガエクササイズをみんなで実践しました。「セレブ笑い」「ライオン笑い」などあって面白かったです。笑いヨガをやった後はカラダがポカポカあったかくなりました。やはり面白くないのに笑うというのは、恥ずかしかったりと抵抗がありますが、笑いのある生活はいいものなのでこれからも続けていきたいと思いました。
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まずは説明から
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みんなでイェーイ!!
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先生もイェーイ!!
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ライオン笑い??
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