演 題 『熊本地震における透析患者の対処』
講 師 熊本県腎臓病患者連絡協議会
会長 今井政敏 様
午後の講演からは一般の方(行政3名・愛腎協4名)が出席されました。
橋詰副会長より今井会長の紹介がありました。
今井会長から、岐腎協が直接熊本県腎臓病患者連絡協議会に義援金を送ったことに対し感謝の言葉を述べられました。
伸度7以上が数日間に2回もおき、世界的に珍しい地震に見舞われた熊本県内陸地震と言う事で、岐阜県に共通するものがあり、我々も意識を高める必要があります。
1回目の地震では、建物が崩壊をしなくても2回目の大きな揺れに崩壊がおきたり、液状化現象は予想もつかない場所で発生。過去の地形を古い地図で調べておく必要があると思います。(以前に池?・水路?・川?)こんな場所で液状現象が起きたそうです。
透析患者にとって地震に備えて用意をして置く物は何か?災害が起きる前に行政・透析医師会とは事前打合せをして、大きな災害が起きた時のために考えておく事が必要と思いました。
他に水の問題・仮設住宅についての問題等沢山ある事がわかりました。
岐腎協事務局での最低限の用意(今井会長が事務局長として勤務していた経験により)等透析患者にとって身近な話を聞かせて貰いました。
他の透析施設での透析患者の態度が良くない人(自己管理が出来ていない)困るそうです。一番大事な事は、病院スタッフも同じように被災者です、それでも透析患者の事を思って出て来ています。是非感謝の気持ちをわすれない様にして下さいと結ばれました。
今井会長様にはお忙しい中、遠路お越しいただき有難うございました。
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