岐阜県透析研究会主催による市民講座
日 時 2018年2月10日(土) 16時〜18時
会 場 ヤマカまなびパーク 多治見市学習館多目的ホール
講座プログラム
16:00〜17:00 教育講演
「透析患者が運動・体操を行う意義や必要性、またその効果について」
座長に医療法人仁寿会 タジミ第一病院 副院長 杉戸 健二 先生
講師 医療法人才全会 理事長 松嶋 哲哉 先生
17:10〜17:40 講演
「セラバンドを用いた転倒防止についての簡単な体操を、医療法人大誠会
のリハビリスタッフに実技指導」
17:40〜18:00 質疑応答
市民講座の地域対象として可児市、多治見市、土岐市、瑞浪市の患者、
家族、病院スタッフの皆さんを合わせ約40名が熱心に聴講しました。タジミ
第一病院副院長の杉戸健二先生を座長に、講師には九州は福岡市からお
出で頂きました医療法人才全会 理事長 松嶋哲哉 先生に『有酸素運動が
行われている体内はアルカリ性を保つが、無酸素運動のように負荷が大き
な運動は、透析患者の体内が酸性化し骨を溶かし、血管の石灰化を招きや
すい事』そこで 『透析患者が運動・体操を行う意義や必要性、またその
効果について」、透析中の患者さんに下半身の運動をしてもらい5年間のデ
ーターを基にその有効性を話して頂きました。確かに運動を始めて2年目に
はデータ的にも効果が表れ、運動を続けた場合筋肉の低下はなく継続でき
ていました。松嶋先生の判りやすい解説と透析患者が体力を如何に保持す
るかとゆう貴重なお話を、大変有難うございました。
実技指導
「セラバンドを用いた転倒防止についての簡単な体操を、医療法人大誠会の
リハビリスタッフさんに実技指導をして頂きました。特にセラバンドを用いた体
操では、日頃の運動不足を認識しました。教わった体操を毎日少しずつでも
続けていきたいと思います。
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