572







全腎協東海ブロック会議 (静岡)

                   第85回全腎協東海ブロック会議報告書

                 日時・場所     静岡県掛川市 掛川グランドホテル 会議室
                                      平成30年2月17日(土)・18日(日)
          参 加 者     愛知県5名 岐阜県6名 三重県5名 静岡県5名 
                    全腎協理事2名(合計23名)
         岐阜県参加者 加藤会長、田中副会長、谷川事務局長、西迫事務局次長
                   野澤理事、小島理事 (6名)

 17日(土) 14時〜17時

             司会進行      静岡県腎友会 鈴木孝尚 
             黙 祷
             挨 拶        伊藤 東海ブロック長
             歓迎の挨拶     静岡県腎友会 鈴木会長 
             出席者自己紹介

 【報告事項】
    ブロック報告 岐阜県・静岡県・愛知県・三重県
 【質疑応答】
    各県とも同じ組織問題・高齢者問題・後継者問題及び災害問題を抱えている。
    組織力、結束力がないと患者会を守ることができない。
    腎友会の活動内容の開示化と患者の健康寿命を延ばす(自分の足で透析に通う)力
    を身につける。現在高齢化に伴い送迎患者が多い。
 【岐阜県】
    大矢顧問が岐阜県立看護大学1年生82名に「成熟看護方法1」の授業協力依頼にこた
    え「透析患者の生活」について講義を行った。例年同様な依頼により講師を派遣して、
    透析患者の実情を発表している。
 【静岡県】
    11月19日に一般市民を対象とした、第10回CKD対策「市民健康セミナー」を行った。
   参加者は70名で、静岡市内の医療機関を中心に広く呼びかけ、一定の認識を得るこ
   とができた。
 【愛知県】
    11月12日に春日井市腎友会が設立された、市内透析患者が医療・福祉・介護を含め
   た安心・安全な透析医療が今後も継続できるように、行政に要望できる環境がができた。
   地域腎友会の活動がますます重要になってきている。
   後継者問題については役員になり手がない、県役員が兼任している人もいる。
 【三重県】
    11月に透析患者の障害者福祉施策についての要望書を提出し、県健康福祉部より特に
   医療費助成については「30年度も自己負担なし」との回答を確認した。
   送迎問題について、社会福祉協議会と連携した方が良い。
 【全腎協報告(伊藤理事)】
    1月27日、28日に全腎協理事会があり、2018年度事業計画(会長試案)が理事会で討議
   されたとの報告があった。従来との変更は地域の青年層患者の活性化を目的としたブロ
   ック代表者会議を新たに設け、協議内容をブロック部長会議で各ブロックで実践する。
   青年層患者の患者会への参加など、青年層の活性化のための具体的な取り組みを行う。
 【質疑応答】
    全国大会について30年度岩手・31年度大分が決定しているとの報告があったが、今後
   全国大会を行ってゆくことに対して、経費削減の面からも本当に必要かどうか理事会でし
   っかり協議してもらいたいとの意見あり。
   各県とも会員の減少が著しく会活動に支障も出てきている、全腎協組織のブロック体制を
   強化し、再編も含めたブロックに整備し、中央集権で行っている現在の全腎協の活動の一
   端をブロックで賄うことも予算化を含めて考慮してもらいたい。
 【理事会報告】
   確認事項について前記の全国大会について意見あり。
   報告事項について全腎協の要望について、会報送付助成の見直しや、全腎協からの各
   県への助成ついても一度理事会で協議してほしいとの意見あり。

 18日(日)  9時〜12時

 【前日に引き続き理事会報告 委員会報告】
    特区チャレンジについて、参考にしたいので何を行ったか、成果は得られたのか全腎協
   で取りまとめて報告してほしい。
   東海ブロック会議の運営について、9月の会議で確認したように今後年1回は日帰り会議と
   し、愛知県で行う(9月を予定)2回目は1泊2日として他の3県が持ち回りで開催することを
   確認した。
 【自由討論】
    愛腎協より相乗りタクシーの実証実験を2月19日〜3月5日まで2週間行う名古屋市
   東部エリア6区で行う、(つばめグループ)相乗りは電話予約2名まで(40%割引)1名の
   場合は通常料金となることが報告された。
    患者会を守るために、5年〜10年先を考えて何をすべきか会の存続が役員不足で自
   然消滅することも考慮し、病院腎友会の事務局強化も手当も含めて考えるべきである。
    会長の体調不良により会の存続が危ぶまれている会が少なからずある、会長の引継
   ぎがうまくいっていない現状をどうするのか課題も多い。
    会の運営がうまくいっている事例検討も全腎協で行ってもらえないか?
   青年部活動の盛んな県と差がある、全腎協の30年度青年部のブロック活動に期待して
   いるとの意見あり。

 【次回開催県】愛知県

      日 時 平成30年9月9日(日)   10時〜15時
 
      場 所 名古屋市中区中外製薬(株)名古屋支店KDX桜通リビル8階 会議室

 


東海ブロック会議の様子
 

全腎協 大屋理事と挨拶をする伊藤理事


東海4県 各会長さん

 
岐腎協役員
 
懇親会

 
開催県静岡腎友会
鈴木会長