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『美濃加茂腎友会が美濃加茂市長と可茂消防中消防署長へ
要望書提出』



    美濃加茂腎友会が美濃加茂市長及び可茂中消防署長と懇談
                        要望書提出
   市長からは「今ある市としての制度はしっかり継続したい」と回答


  美濃加茂腎友会の大矢正明会長、納土三生副会長、石原豊彦会員の3名が10月11日(木)それぞれ美濃加茂市役所と可茂中消防署を訪れ懇談及び要望書を提出した。
 美濃加茂市役所では、伊藤誠一市長、藤井宗裕福祉課長、今井 肇福祉課長と懇談し、県内の約5,000人の人工透析患者が抱えている「医療費窓口無料制度へ一部患者自己負担問題」「臓器移植(腎移植)普及啓発」及び「CKD対策でこれ以上透析患者を増やさない問題」「「透析医療中での給食復活問題」「透析患者の通院移動問題」「要介護透析患者の増加及び介護施設への入所問題」等について資料に基づき説明し懇談した。
中でも要望1の「重度障害者医療費助成制度」継続と患者一部自己負担のないこと」
要望2の市単独事業の「血液透析患者交通費助成制度」継続については、市長より「今ある制度については確実に継続します」と回答があった。
要望3の「大災害時のおける透析患者用食事、透析施設の確保と患者搬送について、最大の配慮をお願いします」については、配慮の約束をいただいた。


    中消防署長からは「患者搬送など最大限の努力を約束」

 その後、同じ美濃加茂腎友会の3人は、可茂消防中消防署の鈴木勝也署長を訪れ、最近の西日本豪雨、北海道地震などにおける断水、停電問題、そして人工透析患者の透析施設への搬送問題について懇談し、特に要望1「災害時における透析施設の確保と患者搬送について、最大の配慮をお願いします」、要望2の「救急隊員におかれましては、透析患者の命綱である「シャント(動脈、静脈を直接結合し、動脈血を静脈に流す部位)を圧迫されないようお願します」についても、「命に関わることなので私ども最大限の努力をさせていただきます」というご回答をいただいた。

 


伊藤誠一美濃加茂市長へ要望書提出

 
可茂消防中消防署長へ要望書提出