日 時 平成30年10月28日(日)
場 所 多治見市養生公民館
テーマ 多治見市腎友会研修会は防災について
参加者 会員、家族、病院スタッフ 46名
『自分の命は自分で守る』 〜自宅でも・職場でも・病院でも〜
講 師 吉村減災支援センター センター長・減災アドバイザー 吉村隆さん
まず今年の大きな災害の現状につて
★ 西日本豪雨、北海道胆振東部地震の被災地に入り見た事と写真をまじ
え説明された。
★ 災害で一番大事な事
1 まず自分が死なない事
2 そのためには、どうするかを考え、判断、行動する
3 災害はいつ起きるかわからない
火災
1 煙が危険
2 初期消火
3 避難
地震
● 「う」動いてこない場所 「た」倒れてこない場所
「お」落ちてこない場所」
● 事前にできることをやる 耐震診断、家具の転倒、TVなどの移動
防止
ゆれている時
@ 両手で頭の保護
A 姿勢を低くする 横に飛ばされるから
揺れが終わったら
@ ガスの元栓を止める
A 出口の確保
B ブレカーをOFFにする
昭和56年以前に建てられた木造2階建て住宅の耐震補強
@ 昭和56年6月1日に新耐震基準に改正された
A 多治見市開発指導課建築指導グループに相談
耐震改修工事の助成額 (限度額120万円)
家具の転倒
@ 寝室の家具の固定は優先的に行う
A テレビの移動防止(粘着マットなど、4年ほどで経年劣化する)
台風・ゲリラ豪雨
● 水害は火災や地震と異なり「突然やってこない」
● 「安全なうちに」「安全な場所に」避難すれば最悪事態は回避で
きる (避難ルートは事前に歩いて確認をすると良い)
@ 避難準備・高齢者等避難開始
避難勧告
避難指示(緊急)
A 「緊急避難所」 (一時的に避難する施設)
「指定緊急避難場所」は被害者が長期に生活する施設
吉村隆講師の講演依頼があると、その地域の災害マップを事前にテェック
して講演されそうです。今回、腎臓病患者の会からの講演依頼と言うことで、
予め透析病院を訪れて関係者から話を聞き透析現場を見てこられての講演
に説得力がありました。
吉村隆講師は各地で講演以来があり、テーマに合わせ、事前に災害マップ
を入手したり、関係現場に出向かれ自分お目で確かめて講演される等、非常
に行動的に活躍して見えます。
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