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全腎協 通院シンポジウムin 長岡
〜デマンド型交通による透打席患者通院支援の提案〜
日 時 2018年10月14日(日曜日)
12時45分〜16時
会 場 ホテルニューオータニ長岡 NCホール
NPO岐腎協参加者 大橋会長・高田副会長・永木理事
開会挨拶 新潟県腎臓病患者友の会 会長 大脇健一郎 氏
透析患者は、高齢化が進み通院手段・対策として、患者会が中心となり病院と行 政とタクシー協会で進めてきた『デマンド型交通による透析患者通院支援はなぜ
実現したか』についての講演をお聞きくださいと挨拶されました。
主催者挨拶 (一社)全国腎臓病協議会 通院介護委員長
専務理事 秋山祐一 氏
透析患者にとって通院は、衣・食・住(生活の一部)と話され、当初は透析患者
が透析患者を(ガソリン代のみで)送迎したのが始まり『安心で安全な通院』が
必要であり2011年7月に終了をして現在のデマンド型交通を進めて長岡式とまで
言われるようになりました。
詳しいな内容につきましては、基調講演にて話されます、お聞きください。
来賓挨拶 長岡市副市長 水澤千秋 様
水澤副市長は長岡市の福祉保健部長当時にデマンド型交通による透析患者
通院支援の構想段階より同デマンド型交に関わって透析患者の利用者・患者会
・病院・ 施設医療・行政・Rタクシー協会(送迎のプロ)との協力で始まり平成23
年(2011年)10月に1利用者7人でスタートして行政より助成金が出ました。2017
年現在は利用者60人で行政からの助成金も約2倍強に上がりましたが移動支援
については、まだ試行錯誤(車椅子送迎・特養からの送迎)等必要があると話さ
れました。
基調講演
『デマンド型交通による透析患者通院支援はなぜ実現したか』
講 師 福祉デマンドネットワーク研究会代表世話人
相互タクシー株式会社代表取締役 小川浩司 様
内容
福祉デマンドネットワーク研究会という推進する組織を立ち上げて取り組んでは
おられるがやはり役員の役割は雑多で利用者の日々調整から市行政との折衝
に至るまで手掛けられていて負担は大きいようだ。利用者の調整、運行経路の
作成や見直しなど日々のオペレ−ションも重要だ医療機関の穿刺開始時間も大
きく関与してくるだろうし、曜日の変更も起きうる相乗りで割り勘のしくみをどうや
って理解してもらうかが鍵になっている。
運行事業者、利用者、市行政、医療機関、患者会がお互いの立場を理解し合い
代表世話人の意識がそれぞれに必要になると思いました。
パネルデスカッション
テーマ 『“長岡方式”他の地域でも可能か?』
パネリスト長岡市福祉保健部 部長 小村久子 様
相互タクシー株式会社代表取締役 小川浩司 様
医療法人喜多町診療所 看護部長 斉藤こずえ様
コーディネーター (一社)全国腎臓病協議会会長 馬場 享
氏
内容
全腎協馬場享会長の司会で、パネルディスカッションの話を聞いて各市町村で
も長岡方式デマンドタクシー(相乗り)が可能か?全国の市町村で各県(市町村)
へ持ち帰って検討をしてもらえたら良いと言ってから始まりました。
3名の話から、苦労話なども聞くことができた、まだ多くの難問があったと思うが
8年間を経過して更に車椅子通院者の送迎にまで進化しようとしている
それぞれの組織との調整など適切な距離感を感じたが、厳しい財政難の中から
の踏み出しだったと思いますがよくぞ達成されたと感動した。運行事業者、行政
、医療機関、患者会の連帯がうまく出来ている、長岡方式が他の地域でも運用
可能か分析すると可能だとするには早計だと思うが取組む世話人の熱意と寄り
添う行政の姿勢は基本条件として必要と思いました。
閉会挨拶 長岡地区腎友会 会長 樋山 辰彦 氏
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シンポジューム会場 (ホテルニューオータニ長岡 NCホール)
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全腎協会長
馬場亨氏
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福祉デマンドネットワーク研究会世話人
相互タクシーKK 代表取締役
小川浩司氏 |
喜多町診療所 看護部長 相互タクシーKK 代表取締役 長岡市福祉健康部 部長
齋藤こずえ様 小川亨様 小川久子様
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